著者に必ず求められる“実績”
著者として、絶対に求められるのが“実績”です。
出版してステージを上げたいという方はたくさんいらっしゃいますが、違いますよ。
ステージが上がったから出版できるのです。
だって、読者の気持ちになって考えたら当たり前ですよね。
どうにもなってない人の本より、どうにかなった人の本の方が読みたいと思いますもんね。
なので、“実績”が必要なんです。
そうでなければ、お金を出して本を買ってくれる読者に失礼だと思いませんか?
では、その実績ですが、何をもって“実績”と言えるのでしょうか?
そのひとつが、効果です。
そのノウハウで、誰が、どのくらいの期間で、どうなったのか、これが一番のポイントです。
よくあるのが、「潰れそうな会社が、たった三ヵ月でV字回復をして、売上を150%増になった」みたいなのですね。
これはハウツーでも同じです、「初心者でも10分間でこんな料理を作れるようになった」、これも実績と言えますからね。
そして、ここで実績を際立たせるのが、「これだけで」「これをするだけで」という言い回しを追加するということ。
例えば、「潰れそうな会社が、たった三ヵ月でV字回復をして、売上を150%増になった」なら、「潰れそうな会社が、“毎日通帳を見るだけで”たった三ヵ月でV字回復をして、売上を150%増になった」とか、「初心者でも10分間で、“包丁の持ち方を変えるだけで”こんな料理を作れるようになった」となります。
どうですか?
何となく、より凄そうに見えませんか(笑)
もうひとつが、人気です。
いくら凄い実績があったとしても、“そうなりたい!”とか、“凄い!”と思う人がいなければ、それは実績としての効果は持ちません。
その実績がどれぐらいの人に認知をされ、どのくらいの人に求められるのかというのは、重要なポイントと言えるでしょう。
そのためにも、ただ効果だけをアピールするのではなく、セミナーや講座の実績、他メディアでの露出実績などもアピールするようにしましょう。
テーマが、旬だったり、話題性があると、より効果的ですね。
ただ、いくら実績が凄かったとしても、その実績が“あなただからできたこと”“あなたにしかできなこと”だと意味がありません。
実績に求められるのは、再現性です。
あまりに凄すぎる実績を書くよりも、本を読んで再現できる中で一番凄い実績をアピールすることが重要になりますので、注意しましょう。
そして、できる限り、数字を用いてアピールすると、伝わりやすいので、覚えておいてください。
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